ピョコタンはパンクだ

「ねえねえ、それなあに？」

これはピョコタンへのお手紙だよ。　なになに・・・ピョコタンに予防接種をするから病院に来てください、だって。そういう訳でこれから病院へ行くからね、ピョコタン！

「いってらっしゃい！　あたし、おるすばん・・・」

コラ待て！　ワクチン注射するのはピョコタンなの！　主役が行かなくてどうするの！　って、もうシッポ太くなってるし。　ホントに病院が嫌いなんだな、ピョコタンは。

「やーだー！！　いきたくないー！」

ダーメー！　病院行くのー！　嫌がるピョコタンを無理矢理捕獲し、病院へ行くの図。

「ヤダー！　ヤダー！　ヤダー！　ヤダー！　ヤダー！　ヤダー！　ヤダー！　ヤダー！ ヤダー！ ヤーダー!!!」

病院に着くや否や大ウナリをあげるピョコタン。　ちょっと他の人に声を掛けられただけでも　「フハーッ!!!」　と怒ります。　まるで見るものすべてが敵だと思わんばかりの勢いです。　ピョコタンはパンクだ。　もちろん獣医さんや看護婦さんへのあいさつも　「フハーッ!!!」。　獣医さんは「ピョコちゃんが怒ってる。怖いから逃げよう（笑）」と退散してしまいました。　ピョコタン、そんな事して誰に診察してもらうの？　困った子だ。

その後、ピョコタンは診察台でうずくまりながらワクチン注射を受けました。その間100回くらいウナッて30回くらい「フハーッ!!!」をやりましたが。　まあピョコタンは診察中は怒りはしてもアバレはしないので安心して見てられるんですけどね。（関係ないけど、獣医さんに俺のボロボロの右手を見せたら驚いてました）

そして帰りのあいさつも当然「フハーッ!!!」なピョコタン。　やっぱりピョコタンはパンクだ。